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12月07日-01号

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  1. 香芝市議会 2020-12-07
    12月07日-01号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    令和 2年第6回12月定例会            令和2年第6回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 令和2年12月7日2 招集場所 本市役所5階議場3 出席議員 (15名)    1番 芦 高 清 友           2番 鈴 木 篤 志    3番 中 谷 一 輝           4番 筒 井   寛    6番 上田井 良 二           7番 下 村 佳 史    8番 中 山 武 彦           9番 森 井 常 夫    10番 中 村 良 路           11番 関   義 秀    12番 小 西 高 吉           13番 細 井 宏 純    14番 中 川 廣 美           15番 河 杉 博 之    16番 北 川 重 信4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     福 岡 憲 宏       副市長    小 林   悟   教育長    村 中 義 男       企画部長   堀 本 武 史   総務部長   上 平 健 二       市民環境部長 南 浦 幸 次   危機管理監  笠 屋 眞 一       福祉健康部長 滝 村   豊   都市創造部長 奥 田 芳 久       上下水道部長 葛 木 好 昭   教育部長   福 森 る り       企画部理事  遠 藤   啓   福祉健康部理事黒 越 頼 雄       財務局長(財政課長事務取扱)                               仲   哲 司   地域振興局長(商工振興課長事務取扱)    福祉健康部次長平 山 訓 徳          津 崎 弘 美   都市創造部次長(土木課長事務取扱)     教育部次長  澤   和 七          津 本 和 也   会計管理者(会計課長事務取扱)          平 山 勝 啓6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                        議会事務局長(議会総務課長事務取扱)                               奥 山 善 弘                          〃 書記 倉 谷   純7 会議の事件は、次のとおりである。   報第8号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について   議第56号 香芝市附属機関設置条例の一部を改正することについて   議第57号 香芝市文化施設条例の一部を改正することについて   議第58号 香芝市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準を定める条例の一部を改正することについて   議第59号 香芝市自動車駐車場条例の一部を改正することについて   議第60号 香芝市道路占用料に関する条例の一部を改正することについて   議第61号 香芝市都市公園条例の一部を改正することについて   議第62号 令和2年度香芝市一般会計補正予算(第10号)について   議第63号 令和2年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について   議第64号 令和2年度香芝市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について   議第65号 令和2年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)について   議第66号 指定管理者の指定について   議第67号 公の施設の区域外設置及び他の団体の住民の利用について   議第68号 葛城広域行政事務組合規約の一部を変更することについて   議第69号 奈良県広域消防組合規約の一部を変更することについて   議第70号 葛城広域行政事務組合の解散について   議第71号 葛城広域行政事務組合の解散に伴う財産処分について   議第72号 休日診療に関する事務の委託について   議第73号 香芝市道路線の認定について   議第74号 第5次香芝市総合計画基本構想の策定について   意見書第5号 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書(案)8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。    2番 鈴 木 篤 志           3番 中 谷 一 輝                                 開議 午前9時00分 ○議長(中村良路) 皆様おはようございます。 本日、令和2年12月第6回香芝市議会定例会が招集されましたところ、議員の皆様方には何かとお忙しい中でございますが、ご出席いただきまして誠にありがとうございます。本定例会がスムーズに運営できますよう、議員皆様方の格段のご協力をよろしくお願い申し上げます。 議員並びに理事者、傍聴にお越しの皆様方にお願い申し上げます。携帯電話の電源はお切りになるかマナーモードにしていただきますようよろしくお願いをいたします。 新型コロナウイルス感染症対策につきましては、各自対応のほどよろしくお願いをいたします。 なお、マスク着用のため、声が聞き取りにくいことがありますので、議員、理事者におかれましては、発言の際はできるだけマイクに顔を近づけて明瞭にお願いいたします。 続きまして、市長より招集の挨拶をお受けいたします。 はい、福岡市長。 ◎市長(福岡憲宏) 皆様おはようございます。 本日、令和2年12月第6回香芝市議会定例会を開催させていただくこととなりました。師走に入りまして議員各位には公私ともご多用の中、またさきの臨時会から間もなくのお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。 まず、新型コロナウイルス感染症に関連いたしまして、本市においても学校に勤務する職員の感染や児童、幼児など感染事例が続いております。感染拡大の防止対策につきましては、保健所、医師会など関係機関と連携、調整を取り、しっかりと取り組んで進めてまいります。また、職員の感染を受けまして、先日改めて全職員に対し、健康管理に努めるよう周知を行ったところでございます。 明るい話題が少ないところではございますが、先日一部新聞報道にもございましたが、香芝高校の生徒さんから取材を受ける機会がございました。今年度、香芝高校に新たに設置された表現探求コースの授業の一環といたしまして、地元である香芝への理解を深めるという目的で行われたものでございます。新型コロナウイルス感染症の影響からビデオ会議システムを活用いたしまして、限られた時間ではございましたが、若い記者さんたち皆様からの質問にお答えいたしました。画面越しということで、パンフレットや観光冊子などをお見せしながら質問にお答えするという形ではございましたが、どんづる峯や相撲、そしてKASHIBA+など、本市の魅力をお伝えすることができたのではないかと思います。後日、この取材の内容を生徒の皆さんが記事にまとめていただけると聞いておりますので、仕上がりを楽しみにしているところでございます。また、近日中、テレビにおきましても、当日の香芝高校の模様が放映されると聞いております。こうした活動やイベントなど、あらゆる方向から本市のPR、そしてシティプロモーションにつなげてまいりたいと考えております。 さて、この議会にご提案申し上げますのは、専決処分などの報告が1件、条例の一部改正が6件、一般会計及び各特別会計における補正予算が4件など、合わせまして20案件でございます。改めまして、議員の皆様方にはよろしくご審議いただきますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(中村良路) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより令和2年12月第6回香芝市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(中村良路) 署名議員でございますが、議長より指名させていただいてご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、2番鈴木篤志議員、3番中谷一輝議員にお願いをいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 会期・議事日程の決定(議会運営委員長報告) ○議長(中村良路) 日程に従いまして、本定例会の会期及び議事日程を議題といたします。 議会運営委員会で会期及び日程ほかについて審査を願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。 はい、筒井委員長。 ◆議会運営委員長(筒井寛) おはようございます。 ただいま議長のお許しを得ましたので、議会運営委員会を代表して報告させていただきます。 議会運営委員会は、去る11月30日に12月定例会について、常任委員会の再編についてを案件として開催いたしました。 まず、12月定例会の会期日程についてでございますが、7日本会議の初日、9日総務企画委員会、10日福祉教育委員会、11日建設水道委員会、15日、16日が一般質問、本会議の最終日が18日の12日間と決定いたしました。 次に、本日の日程でございますが、この後、日程3、議長諸報告、4、市長行政報告、5、報第8号、6、理事者提出議案提案理由説明、7、理事者提出議案総括質疑、8、理事者提出議案委員会付託、9、意見書第5号、17時散会。議会初日の日程については、以上のとおり決定いたしました。 なお、日程9の意見書第5号は、福祉教育委員会に付託することに決定しております。 次に、理事者提出議案の委員会への付託でございますが、総務企画委員会には議第57号、議第59号、議第62号、議第66号、議第68号から議第71号、議第74号を、福祉教育委員会には議第58号、議第63号から議第65号、議第72号を、建設水道委員会には議第56号、議第60号、議第61号、議第67号、議第73号をそれぞれの委員会に付託することに決定いたしました。 次に、一般質問の提出期限については本会議初日の午後の再開時まで、もしくは午後1時30分までに提出をお願いいたします。 また、一般質問を行う順番についてですが、恒例によりくじを引いていただき、小さい番号を引いた順に一般質問を行っていただくことに決定いたしましたので、よろしくお願いを申し上げます。 次に、常任委員会の再編についてでございますが、今年度議会運営委員会では令和元年度議会改革調査特別委員会より常任委員会の再編について検討することを求められ、当委員会において協議が重ねられてまいりました。議員の皆様方に対しては、改めてその協議内容を報告する予定でございます。 これをもちまして議会運営委員会の委員長報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、委員各位の補足説明をよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ただいまの議会運営委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から報告ありましたとおり、本定例会の会期は本日12月7日から18日までの12日間と決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、議会運営委員長報告どおり、本定例会の会期は12月7日から18日までの12日間と決定いたします。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配付の議事日程案のとおりでご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、お手元の日程案どおり本日の議事日程とすることに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 議長諸報告 ○議長(中村良路) 諸般の報告をいたします。 監査及び例月出納検査の結果報告が届いております。その写しをお手元まで配付しておきましたので、ご了承願います。 また、追加で議第66号の参考資料を配付しております。よろしくお願いをいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 市長行政報告 ○議長(中村良路) それでは、日程に従いまして市長の行政報告をお受けいたします。 はい、福岡市長。 ◎市長(福岡憲宏) さきの9月定例市議会から3か月が経過いたしました。この間の主な事項についてご報告いたします。 まず、企画部関係でございます。 令和3年度からのまちづくり全体の指針となる第5次香芝市総合計画につきましては、10月1日から30日までパブリックコメントを実施し、市民の皆様から幅広くご意見をいただきました。いただいたご意見も合わせ、11月17日の都市経営市民会議において慎重なご審議を賜り、答申書の提出を受けたところでございます。 次に、11月20日に商業施設エコール・マミを運営している株式会社関西都市居住サービスと、地域の活性化や市民サービスの向上を目的とした包括連携に関する協定を締結いたしました。これまで以上に緊密に連携し、様々な分野で協働事業を推進してまいりたいと考えております。 業務の効率化、行政サービスの向上、職員の働き方改革を目的として、10月1日から財務会計伝票の電子決裁を開始し、伝票への押印を廃止いたしました。今後におきましても、国のデジタル改革の動きを注視しつつ、電子化による業務効率化や行政サービスの向上を進めてまいります。 次に、12月14日に香芝市LINE公式アカウントの開設に向け準備を進めております。LINE公式アカウントでは、災害情報やイベント情報などを広く発信していく予定でございます。また、LINE公式アカウント及び本市公式サイト上に、市民からの簡単な問合わせにAI(人工知能)が自動応答するAIチャットボットサービスを開始いたします。今後につきましても、多くの市民の皆様にご利用いただけるよう、サービスの充実と周知に努めてまいります。 次に、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響による奈良県の休業要請に係る香芝市の支援策として、法人に10万円、個人事業主に5万円を支給する新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金事業につきましては、奈良県の協力金の審査状況に鑑み、10月30日まで受付を行い、47の法人及び149個人事業主の合計196事業者に合計1,215万円の支給を完了いたしました。 次に、総務部関係でございます。 市税及び保険料の収納業務につきましては、新型コロナウイルス感染症の予防対策として、感染機会を削減することを目的に12月1日からスマートフォンアプリによる市税等の納付サービスを開始いたしました。金融機関やコンビニエンスストアに出向くことなく、納付書に記載されたバーコード情報をスマートフォンアプリで読み取ることにより、銀行口座からの支払いや電子マネーにより納付が完了できるものでございます。今後につきましても、納付しやすい環境の整備を行うことにより市民の利便性の向上に努めてまいります。 次に、市民環境部関係でございます。 家庭ごみなどの収集運搬業務に係る契約の裁判について、判決が確定した9月8日以降の経過について報告させていただきます。まず、該当となる区域の収集業務につきましては、市民生活への影響を最小限にとどめるべく、業務移行準備期間を設けた後、9月28日から収集センターによる業務を開始したところでございます。また、9月25日付で委託業者に対し支払い済みの金額などの請求文書を送付いたしましたが、支払い期日である11月7日までに納付がなかったため、11月17日付で奈良地方裁判所葛城支部において、支払い済みの金額など全額の返還を求める不当利得返還請求訴訟を提起いたしました。今後につきましては、速やかに返還されるよう尽力してまいります。 次に、交通安全対策につきましては、9月21日から30日までの秋の交通安全県民運動期間中に、市内巡回や街頭啓発活動、また香芝警察署、JAF、自動車販売店と連携いたしまして高齢者事故防止体験会を実施し、子供や高齢者の交通事故防止を運動の基本として交通安全意識の高揚に努めました。また、11月9日には、高齢者の交通事故防止対策として、運転に不安を感じている高齢運転者が自主的に運転免許を返納しやすい環境を作るため、奈良県警察と高齢者運転免許自主返納等支援事業に関する協定を締結いたしました。奈良県警察のホームページや香芝警察署、運転免許センター等におきまして、本市が実施している運転経歴証明書交付手数料の補助及びコミュニティーバスが1年間無料となる優待乗車証の交付事業を協力して周知を図っていくものでございます。今後につきましても、奈良県警察及び関係各所と連携し、交通安全につながる施策を進めてまいります。 香芝市商工会と連携し、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている事業所を市民と応援するため、香芝みらいクーポンを発行いたしました。第2弾みらいクーポンにつきましては、市内299店舗で利用が可能でございます。利用期限である12月末までの間、継続して啓発を行い、市内での消費喚起につながるよう努めてまいります。 次に、11月1日に香芝ウォーク2020を、関屋地区から志都美地区にわたる近畿自然歩道を通って平野塚穴山古墳や尼寺廃寺跡史跡公園を巡る約8キロコースで実施いたしました。当日は天候にも恵まれ、市内外から昨年度より2倍以上の約690名に参加いただき、香芝ウォークを楽しんでいただきました。 次に、福祉健康部関係でございます。 毎年11月は児童虐待防止推進月間と位置づけられており、本市においても児童虐待防止の啓発活動を実施しております。本市で虐待を受けた子供の約90%がゼロ歳から小学生までの乳幼児、学童となっていることから、乳幼児健診時に啓発用ポケットティッシュの配布、市内の幼稚園、認定こども園、保育園、小学校等にリーフレットを配布し、児童虐待防止への啓発を行いました。また、香芝市虐待等防止ネットワーク代表者会議を開催し、虐待防止に関する支援体制の構築と関係機関の連携を図っております。今後も児童相談所全国共通ダイヤル「189」及び体罰によらない子育ての周知啓発を図るとともに、児童虐待問題が深刻化する前の早期発見、早期対応に努め、子ども家庭総合支援拠点を中心に子供、家庭に対する相談・支援を行ってまいります。次に、香芝市手話言語及び障がいの特性に応じたコミュニケーション手段に関する条例の施策の推進に関し、11月4日に障害者及び関係者との意見交換を行うため、香芝市手話言語・コミュニケーション施策推進会議を開催いたしました。また、聴覚障害者の方など手話で会話を行う必要がある方に対し、本庁と総合福祉センターの社会福祉課の双方にタブレット端末を設置し、社会福祉課配置の専任手話通訳者がタブレット端末の画面を通じて対応できるように整備を行いました。今後におきましても、コミュニケーション支援の充実に向けて取組を進めてまいりたいと考えております。 次に、総合福祉センターにつきましては、公共施設等総合管理計画に基づく中規模修繕工事に着手いたしました。施設の長寿命化を図るとともに、安全・安心に利用できる施設として市民の皆様に提供できるよう取り組んでまいります。工事期間中は市民の皆様にご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力を賜りますようによろしくお願い申し上げます。 10月1日から高齢者と妊婦に対しインフルエンザワクチン接種の費用助成を実施しております。インフルエンザで重症化しやすい高齢者や妊婦にワクチンの接種を促し、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行を避けるとともに、重症患者を減らすことで医療機関の負担軽減を図ることを目的としております。今後につきましても、手洗いの励行、マスクやせきエチケット、密を避ける、部屋の換気を実施するなど、基本的な感染症予防対策を一人一人が実践し、感染の流行を最小限にとどめられるよう啓発してまいりたいと考えております。 次に、11月17日から香芝市を含む2市4町におきまして、北葛城地区医師会の協力の下、香芝生喜病院と奈良友紘会病院を拠点に香芝市・葛城市・北葛城郡コロナ検査センターを開設いたしました。地域の医療機関からの紹介により、予約を受け、軽症の患者をドライブスルー方式によりPCR検査を実施するものでございます。また、県が認定する発熱外来認定医療機関を増やすことを目的に、医療機関に対しまして香芝市医療体制環境整備等事業費補助金の交付を開始いたしました。新型コロナウイルス感染症の終息が見えない現状ではありますが、発熱等の症状が見られた場合でも、香芝市内で検査がスムーズに受けられる体制整備を医師会の協力の下、今後も進めてまいりたいと考えております。 次に、都市創造部関係でございます。 心のバリアフリーを推進するために、10月14日に国土交通省近畿運輸局奈良交通株式会社、香芝市身体障害者福祉協会、香芝市社会福祉協議会の協力の下、三和小学校の4年生78名を対象にバリアフリー教室を開催いたしました。子供たちは、車椅子や白杖、アイマスクを使用した疑似体験や介助体験、ノンステップバスの乗降体験、バス車内のバリアフリー設備の説明を通して、正しい介助方法をはじめ、バリアフリー化の重要性、障害者や高齢者等への気遣いや思いやりの大切さを学習しました。 JR香芝駅のバリアフリー化につきましては、10月22日に赤羽国土交通大臣に対しまして大臣室にて早期実現に向けた要望書を提出してまいりました。また、11月9日には赤羽大臣自らがJR香芝駅を現地視察され、バリアフリー上の問題となっているホームと電車の段差や跨線橋などの状況を確認され、大臣から前向きに検討していく旨の回答をいただいたところでございます。 次に、都市計画道路の整備につきましては、円滑な交通の流れを確保し、安全で快適な都市生活と機能的な都市活動を支える基本的なインフラ整備を目的として、継続して取り組んでいるところでございます。王寺町に接する畑分川線Ⅰ工区につきましては、令和元年度に続く盛土工事を11月に着手いたしました。また、用地取得につきましては、7月から9月の間に3筆の用地取得が整い、引き続き残り1筆の用地取得に努めてまいります。 次に、市内の生活道路につきましては、防災性及び住環境の向上を図り、安全で快適なまちづくりを推進するため、道路の新設、拡幅整備を行っております。狐井地区では、現在実施している道路拡幅事業につきまして、10月に交差点付近の1件の移転補償契約が調いましたので、移転の完了が済み次第、交差点部分の道路拡幅工事に着手する予定でございます。今後におきましても、地域の皆様の協力を得ながら道路環境の改善に努めてまいります。 次に、農業委員会では、市内の耕作放棄地等の解消を目指す活動に取り組んでおります。幼稚園や保育所、また障害者施設の子供たちが参加するわくわく農園におきましては、10月13日に農業委員や本市職員と子供たちが力を合わせ、芋掘り体験を行いました。サツマイモを収穫する笑顔いっぱいの子供たちの様子から、土に親しむことが農業への理解や食育等につながるものと再確認できました。今後におきましても、地産地消や担い手の育成、食育へのさらなる取組を継続して進めてまいります。 また、KASHIBA+に登録されている、かしば香るみそ用大豆の生産拡大にもつながる施策として、ふれあい朝市・香芝と連携し、約15アールの大豆の作付を行い、11月9日に順調に実った大豆を収穫しました。 一方、令和元年度に耕作放棄が解消した約16アールの農地におきましては、悠久の光に使用する酒米ヒノヒカリを作付、11月に予定量の収穫を終えています。令和3年4月には蔵元で新酒が並ぶ予定でございます。 次に、上下水道部関係でございます。 水道事業につきましては、災害時において給水体制を維持できるよう整備を進めているところでございます。10月には非常用飲料水袋を3,000袋購入し、緊急時に対応できるよう防災備品の確保に努めております。また、五位堂近鉄車庫南側道路に埋設しております水道管につきましては、JR和歌山線の踏切の下には水道管が埋設されていないことから、現在、水道管を通す工事を令和3年3月末の完成に向けて実施し、市内水道管を管網化すべく整備をしております。管網整備を行うことにより、災害時の断水範囲の縮小や安定給水の確保といった効果がございます。今後におきましても、災害に強い水道を目指し施設整備を進めてまいります。 次に、公共下水道事業につきましては、市内12地区において令和3年3月末での供用開始に向けて事業を行っているところでございます。10月末現在の普及率は73.4%、水洗化率は91.8%となっております。今後も健全で快適な生活環境の整備と水質保全を図るため、普及率と水洗化率の向上を目指してまいります。 次に、教育部関係でございます。 GIGAスクール構想におけるネットワーク整備につきましては、3学期から子供たちが1人1台ずつ端末を利用し学習ができるよう、残る工期も安全に万全を期し、校内無線LAN整備工事の完了に向けて進めてまいります。 また、トイレの洋式化につきましては、夏休み期間短縮の影響により工期の延伸が生じておりましたが、香芝西中学校は10月、真美ヶ丘東小学校は11月に完成し、以前より明るく衛生的なトイレになりました。整備を進めている香芝東中学校につきましては、工事が完了した箇所から順次使用を開始しており、10月末には校舎北側トイレの使用を開始しております。引き続き、安全に配慮し完成を目指してまいります。 次に、コロナ禍においても子供たちの学びを保障し、サポートするため、9月から全ての市立小・中学校に学習指導員を配置いたしました。感染症対策を講じつつ、学習内容の定着に不安がある児童・生徒に対しても、個別にきめ細かいフォローする指導ができる学習環境の整備に引き続き努めてまいります。 総合体育館の耐震及び大規模改修工事につきましては、予定どおり12月末に工事が完了する見込みです。リニューアル後の来年1月11日に成人式を開催し、その後、一般の方々に向けた貸出しを開始する予定でございます。 体育館の運営業務再開につきましても、万全に準備を進めてまいります。 次に、市民講座につきましては、今年度から様々な分野で活躍されている市民の方を講師とし、市民が作る生涯学習講座として開催しております。講師と受講生がともに市民ということから、同じような視点で和やかな雰囲気で学習が深まりました。今後も市民の方々から講師を募集し、市民の皆さんがともに学ぶ機会を提供してまいりたいと考えております。 次に、例年、少年の主張として小・中学生に作文を発表していただいておりました青少年健全育成市民集会は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から中止させていただきましたが、12月下旬に規模を縮小した形で表彰式を開催する予定でございます。また、優秀作品を掲載した冊子につきましても刊行し、関係各所に配布させていただく予定でございます。 香芝市美術展覧会は、市の美術・芸術の振興を図ることを目的として開催しております。第30回目となる今回は、絵画37点、書芸31点、写真69点の計137点が出展され、11月21日から28日までを会期として開催いたしました。今後も市民の芸術活動に対する関心を高めるとともに、出品者が日々研さんされた作品発表の場として開催してまいりたいと考えております。 次に、9月25日に狐井稲荷古墳の保存整備について整備検討委員会を開催し、史跡指定に向けて委員から意見をいただきました。今年度の発掘調査と測量につきましても順調に終了しており、狐井稲荷古墳及び狐井城山古墳の出土品を二上山博物館で11月28日から12月26日まで展示しております。狐井稲荷古墳から出土した子持勾玉は県内最大で、全国的にも大きいものであることから、古墳の被葬者は大王クラスと推測されております。 市民図書館におきましては、秋の読書週間に合わせて、1人20冊まで本を借りられる貸出し2倍デーや児童書コーナー各所に表紙を見せて絵本を展示するえほんならべ展を実施いたしました。また、10月30日からパソコンやスマートフォンなどで時間や場所にかかわらず読書をしていただける電子図書館サービスがスタートいたしました。電子図書は音声による読み上げ機能や文字の拡大機能に対応したものがあり、利用者に応じて様々な使い方ができるものでございます。今後も、これまで様々な理由で図書館の利用が困難であった方をはじめ、広く市民の皆様の利用促進に向けた取組に努めてまいります。 以上、さきの定例市議会からこの間の主な事項についてご報告申し上げましたが、今後とも香芝市のまちづくりのために議員各位のお力添えを賜りますよう心からお願い申し上げまして、行政報告といたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 報第8号 損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告について
    ○議長(中村良路) それでは、日程に従いまして、報第8号を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 はい、小林副市長。 ◎副市長(小林悟) ただいま提案のありました報第8号損害賠償の額の決定及び和解の専決処分の報告についての議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、道路の管理の瑕疵に起因して発生した事故の損害賠償額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項及び市長の専決処分事項第5項の規定により、令和2年8月28日に専決処分しましたので、同法第180条第2項の規定により報告をするものでございます。 以上のとおり、報第8号につきましての報告を終わらせていただきますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(中村良路) ただいまの説明に対しまして何かお聞きになりたいことはございませんか。 はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 内容的には、これは報告のあったとおりということで結構かと思いますが、多分毎議会ほどこのような専決処分の報告がなされるということで、これまでにも度々市内各所における道路の破損状況ですね、陥没その他、そのようなところを巡視またはチェックする方法として、例えば市民の方々から写真を撮っていただき、そのメール報告を受けるなどというようなシステムを設けるとかというような、そういう話だけは出ているように思いますが、現在のところそういう市内の道路の破損箇所等に対する調査の体制というのはどのようになっているんでしょうか。 ○議長(中村良路) 津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長[土木課長事務取扱](津本和也) 道路の破損状況の部分については、職員が定期的に回ったり、市民の皆様からの通報により補修等をさせていただいている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) それは今の答弁は当然と、当然そのように理解するわけでありますが、それがこれまでいろいろ多々指摘されてきた中で、その進展、その方法としてですよ、調査方法として進歩、進展をしているものなんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長[土木課長事務取扱](津本和也) 市民の皆様の通報だけでは足らない部分もあるということで、今現在スマホを使った利用についてコンサルタントさんと共同で今やっている部分があります。ただ、皆様にその情報を提供できる部分まではいっていないということになっております。個人情報等が含まれる部分もありますんで、通報に対してどこまで出していくかという部分もありますんで、今その部分について研究をさせていただいている状況でございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 例えば我々議会のほうにその内容、情報まで報告をくださいという話では決してないかと思います。担当部局、所管のほうで把握されていて、こういう事故が一つでも少なくなるように、あるいは当然今回、今回というか、いろいろ出てくる中で軽微な事故であればいいんですが、一歩間違えば重大事故につながるようなことにもなるかもしれないということもあるので、今取り組んでおられるという答弁いただきましたので、早急に、できるだけ早くそういうのを細かく早く発見し、それに対応できるようによろしくお願いしますと言っておきます。もうそれで結構です。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、報第8号につきましては報告を受理いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程6 理事者提出議案提案理由説明 ○議長(中村良路) 次に、日程に従いまして、理事者提出議案の提案理由の説明を求めます。 はい、小林副市長。 ◎副市長(小林悟) 提案いたしております議案につきまして提案理由の説明を申し上げましてまいりたいと思います。 まず、議第56号香芝市附属機関設置条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、香芝市スポーツ公園整備事業に係るプール施設の整備に当たり、民間の資金、経営能力及び技術的能力の活用による効率的かつ効果的な事業の導入を検討してまいりましたが、事業計画の見直しに伴い、地方自治法第138条の4第3項の規定により本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては、香芝市スポーツ公園整備事業PFI事業者選定委員会の廃止でございます。 次に、議第57号香芝市文化施設条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、本市の文化施設である香芝市モナミホールについて、公共施設の管理の適正化を図るため、本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては、香芝市モナミホールの施設利用を廃止するものでございます。 次に、議第58号香芝市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準を定める条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準及び指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の一部を改正する省令が令和2年6月5日に公布されたことに伴い、本条例の一部を当該基準の改正に合わせた改正を行うものでございます。 改正の内容といたしましては、指定居宅介護支援事業所における管理者要件の緩和でございます。 次に、議第59号香芝市自動車駐車場条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、近鉄五位堂駅北自動車駐車場について、利用者の利便性の向上及び駐車場の管理の適正化を図るため、本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては、駐車場の利用方法、使用料の見直しなどでございます。 次に、議第60号香芝市道路占用料に関する条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、道路占用料の額の算定基礎となる固定資産の評価替えに伴い、適正化を図るため、本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては、道路占用料の見直しを行うものでございます。 次に、議第61号香芝市都市公園条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、本市有料公園施設である香芝市総合プールについて、公共施設の管理の適正化を図ること及び本市都市公園を占有する場合の使用料について、算定基礎となる固定資産の評価替えに伴う見直しを行うため、本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては、香芝市総合プールの施設利用の廃止及び都市公園の占用料の見直しでございます。 次に、議第62号令和2年度香芝市一般会計補正予算(第10号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億7,816万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ356億8,967万7,000円とするものでございます。 主な歳出の補正内容でございますが、総務費におきましては、公有財産維持管理事業、行政事務デジタル化推進事業、戸籍情報システム改修事業、民生費におきましては、後期高齢者医療療養給付費負担金、障害福祉サービス提供事業、保育所運営事業、衛生費におきましては、新型コロナウイルス予防接種システム整備事業、農林商工費におきましては、ため池防災対策調査計画事業、教育費におきましては、校務ICT環境整備事業、幼稚園・認定こども園運営事業、災害復旧費におきましては、農業施設災害復旧事業等の増額を行う一方で、新型コロナウイルス感染症の影響で実施することができなくなった事業に係る予算の減額を補正するものでございます。 歳入につきましては、歳出の補正に伴います財源を負担金、国県支出金、繰越金及び市債に求めたものでございます。 次に、第2表の繰越明許費補正につきましては、公有財産維持管理事業など4事業におきまして繰越明許費の追加をするものでございます。 次に、第3表の債務負担行為補正につきましては、東京2020オリンピック聖火リレー奈良県実行委員会負担金におきまして期間及び限度額を追加するものでございます。 また、第4表の地方債補正につきましては、起債額の決定に基づく地方債の限度額を追加及び変更するものでございます。 次に、議第63号令和2年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ240万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ70億5,093万円とするものでございます。 補正の内容は、歳出につきましては、諸支出金で240万円の増額補正をお願いするものでございます。 歳入につきましては、歳出の補正に伴う財源を繰越金に求めたものでございます。 次に、議第64号令和2年度香芝市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ110万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億6,010万円とするものでございます。 補正の内容は、歳出につきましては、総務費で110万円の増額補正をお願いするものでございます。 歳入につきましては、歳出の補正に伴う財源を国庫支出金及び繰越金に求めたものでございます。 次に、議第65号令和2年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ642万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ49億8,813万1,000円とするものでございます。 補正の内容は、歳出につきましては、総務費で642万円の増額補正をお願いするものでございます。 歳入につきましては、歳出の補正に伴う財源を国県支出金及び繰越金に求めたものでございます。 次に、議第66号指定管理者の指定についてでございます。 本案は、近鉄五位堂駅北自動車駐車場の管理運営に、香芝市自動車駐車場条例第4条の規定により、タイムズグループを指定管理者として指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第67号公の施設の区域外設置及び他の団体の住民の利用についてでございます。 本案は、公共下水道の新設に伴い、大和高田市の一部の住民が当施設を利用したいため、施設の区域外設置及び管理等について、地方自治法第244条の3第1項及び第2項の規定により、当該地方公共団体と協議を行うに当たり、同条第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第68号葛城広域行政事務組合規約の一部を変更することについてでございます。 本案は、葛城広域行政事務組合が令和2年度末をもって解散しようとすることに伴い、地方自治法第286条第1項の規定による規約の変更に係る協議を行うことにつき、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 規約の変更の主な内容といたしましては、組合の解散に伴う事務の承継に係る規定の設定でございます。 次に、議第69号奈良県広域消防組合規約の一部を変更することについてでございます。 本案は、地方自治法第286条第1項の規定による規約の変更に係る協議を行うことにつき、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 規約の変更の主な内容といたしましては、当組合の意思決定体制の見直し及び経費負担を消防署所属負担方式から共通経費化へ移行するものでございます。 次に、議第70号葛城広域行政事務組合の解散についてでございます。 本案は、令和2年度末をもって葛城広域行政事務組合を解散しようとすることについて、地方自治法第288条の規定による協議を行うことにつき、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第71号葛城広域行政事務組合の解散に伴う財産処分についてでございます。 本案は、葛城広域行政事務組合の解散に伴う財産処分について、地方自治法第289条の規定による協議を行うことにつき、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第72号休日診療に関する事務の委託についてでございます。 本案は、令和3年4月1日より休日診療所事業に関する事務を大和高田市に委託するため、地方自治法第252条の14第1項の規定による協議を行うことにつき、同条第3項において準用する同法第252条の2の2第3項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第73号香芝市道路線の認定についてでございます。 本案は、道路法第8条第1項の規定による香芝市道として要件を満たしている17路線の認定に伴い、同条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 内容につきましては、都市計画法第40条第2項の規定により、開発行為に伴い公共用道路として帰属を受けた4-253号ほか14路線、建築基準法第42条第1項第5号の規定による位置指定道路として設置された7-223号、旧葛下川廃川敷を利用し、自転車歩行者専用道路として新設された10-270号の認定でございます。 次に、議第74号第5次香芝市総合計画基本構想の策定についてでございます。 本案は、令和3年度から令和14年度までの本市の新たなまちづくりの方針を示す第5次総合計画基本構想を策定することにつき、香芝市総合計画基本構想の議決に関する条例の規定により議会の議決を求めるものでございます。 以上、条例の一部改正、補正予算、指定管理、一部事務組合、道路線の認定、総合計画基本構想の策定など19件の議案でございます。何とぞ慎重にご審議をいただきまして原案可決賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。よろしくお願いをいたします。 ○議長(中村良路) ここで暫時休憩します。              午前9時55分 休憩              午前10時04分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程7 理事者提出議案総括質疑 ○議長(中村良路) 日程に従いまして、これより理事者提出議案の総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定いたしております議案につきましては、所属委員会の各議員の質疑はできるだけご遠慮願いたいと思います。 それでは、総務企画委員会に付託を予定しております議第57号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) まず、モナミホールを廃止する、取り壊すということでこの条例改正が出てきたんですけれども、モナミホールについての今後の予定ですね、どれぐらいで取り壊して、取り壊すのにどれぐらいの費用がかかるのか、モナミホール自体をどうするのかという今後の予定を分かる範囲で教えてください。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午前10時06分 休憩              午前10時06分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) ただいまのご質問でございますが、今後の予定といたしましては、今後におきまして解体の設計の委託料を計上させていただく補正予算を計上させていただく予定としております。この設計におきましては令和3年5月ぐらいまでの期間を要すると見ております。そして、その後におきまして工事のほうに着手していきたいというふうに考えております。 また、工事費用につきましては、現段階ではまだ設計が終わっておりませんので、確かな金額というのは今後におきましてまた明らかにさせていただきたいと思っております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 一部報道のほうで解体費用で4億円ぐらいかかるという報道もあったんですけれども、この解体費用については、当初香芝市から聞いてたのは2億円ぐらいだという話で聞いてたと思うんですけども、この一部報道された4億円というのは、大体それぐらいかかるのか。また、当初考えてた2億円となぜこんだけ倍ぐらいも違うのかというところをお答えください。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午前10時07分 休憩              午前10時08分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 仲財務局長。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 解体ということが現実味を帯びてきたということで、再度、これはまだ超概算の段階ではございますが、業者のほうにある一定の確認をしたところ、4億円前後ぐらいはかかってくるだろうというふうな見込みが出てきているということでございます。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) では、このモナミホールをまず停止するときに、解体するなら幾ら、改修するなら幾ら、建て替えるなら幾らと出したときに、2億円としたんは、そういった方に直接アドバイスをもらわずに香芝市だけがそういった試算を出したのかどうかというところをもう一度答弁願いたいのと、これ条例から外すことによって、今後どの部署がモナミホールについて検討をしていくのかというところも教えてください。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午前10時09分 休憩              午前10時10分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) 以前に試算をしておりました2億円につきましては、本市におきましてもこういった公共施設の解体というものが前例がないということもあったわけなんですが、そういった前例の施設を参考にして出された金額が2億円程度ということであったというふうには聞いております。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) モナミホールが条例から廃止された後の管理というか、検討ということについてご答弁させていただきますけれども、これにつきましては文化施設としての位置づけというのも継続して地域振興局のほうは関係していかないといけないと思いますけれども、全体的な協議というのは庁内全域で考えていきたいと思っております。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) すみません、今2億円が4億円か、取りあえず置いといて、まず最初にこのモナミホールを削るというのと、62号にあります一般会計の解体に関する設計というのは、これ同時にちょっと話をさせていただいていいんですかね。絡むんでしょうけれども。要は何が聞きたいかといいますと、モナミホールの、今局長もおっしゃったように、これから先というのを検討するという話で止まってたと思うんですよ。ただ、この間も視察というか、見に行かせていただいて、老朽化が激しいということでここに至ったというのは分からないことはないんですけれども、要は撤去、解体、改修、解体に伴う建て直し、別の場所で建て直すとか、いろいろ検討するという話があったのに、どんと今度62号のほうで、ちょっと62号に関わるからややこしいんはややこしいんですけど、モナミがまずなくなるということになって、今の立ち位置はどういう形で今出されるのか。議会に対して、検討していくのに皆さんお願いしますねと言ってた話じゃなかったんかなと思うんですけど。ここで聞くのがいいのか、62号で聞くのがいいのかちょっと分かりにくいとこなんですけど、ちょっとそれについて、まずちょっと丁寧に説明いただけないですかね。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) これまで3つの提案ということで、いろいろ検討の中身を説明をしてきましたけれども、9月の議会で補正をいただいた応急工事につきましても、劣化が非常に進んでいるということのご説明をさせていただきました。そんな中で、今後どう活用していったらいいかというところにおきましては、非常に劣化が急速に進んでおる、そういう中でこの施設を置いておくことは市民の安全性に非常に配慮ができないというところがありましたので、急遽この議案として出させていただいて、議員の皆様にご意見を諮らせていただいておるところでございます。 ○議長(中村良路) 河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 議案を急遽出して意見を諮るって、それおかしいでしょ。これ、じゃあ否決したらどうするん。そのために、だから3つの提案をどうしましょうかというのをずっとやってたん違うんですか。これもう解体ありきでしょ。今局長が言ったのはよく分かりますよ。この間も現場を見させていただいたし、モナミが今のまま建ってること自体の老朽化に伴う危険性があるということもよく分かります。それだったら、これを出す前に、それまでに全協もやってて、いろんな話をしてる中で、意見をください、どうしましょうかという問合わせをしてて、市長が議員のときでもそういう話をずっとさせていただいて、市長もよく知ってる状況の中で、突然これって。もう今にも指で押したら倒れるぐらいになってるというんだったら緊急性あると思いますけど、そこまでの話なんですか。要は25日に臨時議会もやってて、議長、今年度はよく全協もやられてますけど、そういう話も全然できない状態の中の緊急性なんですか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 9月議会以降、いろいろ協議をさせていただいた中で、今の施設のことをしっかりと見極めた中では、今はこの12月の議会でしっかりと意向をお示しいたしまして、これからの準備に向けてはこの12月議会が一番提案させていただくのに最適だと判断させていただいて、今回上程させていただきましたので、ご理解いただきたいと思います。 ○議長(中村良路) 河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 局長、ごめん、局長の言ってることはよく分かります。別にそれをひっくり返すような話、私個人はしたくはないんですけれども、だからそれまでにどうしましょうかということでいろんなことをやって、市民にも問合わせしてますよね。で、何の音沙汰もなく、蓋を開けたら、解体しますよと。だから、解体に反対しているとかしてないとかというレベルではなくて、議会に対してインフォメーションの仕方ってあったんじゃないですかということを言ってるんですよ。そこまで議会を、ずっと議会に投げかけられ、どうしましょうかと、お金こんだけかかりますよというようなことを言ってて、出てきたのがこれですかと。それも、何の今までやってきたことを全然無にするような形の出し方ですよね。 市長、これどうなんですか、この出し方って。局長の言ったことはよく分かるんですよ、私は個人的にはね。気持ちもよく分かるんですけど、ただ議会に対してよく、市長も議会の議員さんのときにそういう話しされてましたよね。それに対してこの出し方というのはどうなんでしょうかということなんですが。 ○議長(中村良路) はい、福岡市長。 ◎市長(福岡憲宏) 3つの案で私も当時から考えておりましたし、皆さんと一緒に協議していたと思いますと。まず1つ目としては、このまま耐震化、補修をしていくのはどうかという案。そして、潰すという案と、建て替えていこうという、この3つの案だったと思いますと。 1つは、請願も出されておりましたが、このままの耐震化をして改修していくというふうなことに対しては私は反対させていただきましたし、議会でも反対だったと思います。というのは、やはりこのまま耐震化してもちょっと厳しいというふうな判断をいたしました。だから、選択肢として、1つそれは消えたのかなというふうに思っておりますと。 さらに、その後、あれがたしか去年の話ですよね。その後、もうグーグルのマップでも航空写真で見て分かるように、屋根に穴が数か所空いてるような状況。言い方悪いですけど、ほったらかしの状況だったんではないかなというふうに思いました。だからこそ、1つの案である改修していくということに対しては非常にお金が膨れ上がっていくと。全く使いにくい施設が建つのであれば無駄なんではないかということで、その案に対して私はもう消しました。 そして、あと2つの選択肢である潰すということと新たな場所に造る、もしくは同じ場所に造っていくと。ここに関しては、まだ次に造っていくかどうか、違う場所に造る等は、まだそこは検討中のままで、取りあえずは、さきの議会でもお話しさせていただいたように、このまま数年間議論の間に放置していくのは命の危険性があるのではないかというふうなことを判断させていただき、一旦潰すという選択肢をさせていただきましたと。これは別に潰したからといって、じゃあ次そのまま放置して潰したままにするというのか、もしくはそのまま同じ場所に建てる、もしくは違うところに建てる、もしくは違う市と協力して建てていくという、この選択肢はまだ残したままの状態でございますので、別に議会に対してほったらかしにしたというわけではなくて、ほったらかしにしてたのは、前の状態になっている建物をほったらかしにしただけであって、皆さんに対してご相談しているその体制、気持ちは変わりません。 以上です。 ○議長(中村良路) ほかにございませんでしょうか。 はい、小西議員。 ◆12番(小西高吉) 今、河杉議員のほうからも質疑されてたわけなんですけど、前回9月議会において一般質問等でお聞かせいただいたモナミホール検討委員会を作ってという話から、9月時点ではできてなかったと。その理由はもちろんコロナ禍もあって、ほかの事案もいろいろあったということはお聞かせいただいてるんですけど。先ほど河杉議員がおっしゃられるように、それを一回でも開催された中でこういう結論に至ったという流れがあったんだったら、割と納得しやすいというか、せざるを得んという思いもあるんですけど、9月時点でああいう提案を一般質問でさせていただいた中で、約2か月強の中で一回も開催できてないという、その理由としては何かあるんでしょうか。その点お聞かせいただけます。先ほどからも出ているように、改修して、耐震してするという方法もあった中でこの結論に至ったという、そこには検討委員会というのが何で開催できなかったのかという理由を聞かせていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 9月議会のときにご説明させていただきましたとおり、モナミホール単体ではなく、文化施設としての在り方は考えていきたいということをご答弁させていただいたと思います。今回、この経緯に至った中で協議を進めていく中では、文化施設だけではなく、やはり公共施設として全体の検討をしていく必要があるということが浮上してまいりました。そうなってきますと、新たにちゃんとした形で議員の皆様か市民の方かを集めた段階での検討会というのを今後考えていかないといけないという結論に至っております。この短い期間の間でそういう会議を開くということがなかなかできない状態でございましたので、今回廃止というところの部分だけ先に議員の皆様にご提示させていただいている状況でございます。 ○議長(中村良路) はい、小西議員。 ◆12番(小西高吉) 9月議会において、屋根が崩落してというお話の中で、修繕費、応急的な修繕もということもあった中で、相当緊急性、あのときこそ緊急性帯びてた中で、せめて一般市民までは、もうコロナ禍の中やからできないにしても、何か方法あったんじゃないのかなと思うんですけど。文化施設全体でと、もちろん分かるんですけど、何か一番緊急性があったモナミホールを、一番最初の段階ではモナミホール検討委員会とおっしゃってたんですから、それをやって誰も反対することなかったように思うんですけど。何か逃げてるようにしか聞こえないんですけど、その点再度、市長お願いできますか。 ○議長(中村良路) はい、福岡市長。 ◎市長(福岡憲宏) 逃げてるというわけではなくて、選択肢がもう今の段階で、同じ話になりますけども、数年前からほったらかしの状態で、見ていただいたら分かるように、屋根に穴が空いてるような状況なんですよね。その段階を知った段階で、あれを活かすという方法は私の中ではちょっと生まれなかったんですよ。先ほど補修とおっしゃいましたけど、補修したんではなくて、止めただけですね。もう壊れて屋根が落ちてる、トタンが飛んでる。それが飛んでいって市民に被害が出る、それを防ぐための工事であって、補修ではなくてくくりつけただけですよ。それで、取りあえず、まあしばらく、1年もつのか、あのときもたしか質問あったと思いますが、1年もたせれるか2年もたせるか程度の補修というよりはくくりつけただけ、市民の安全のために。その状態で置いたまま検討委員会をするというのは、私の中ではとても考えられなかったんで、潰すという選択肢をさせていただくということになりました。 次の話ですけど、じゃあ潰しますということと、次造ることというのは、これこそ検討段階ができると思うんですよ。分かっていただけますか。一旦そこに対して残しとくという選択肢を皆さんの前にお示しするのはちょっと無理だというふうに判断したんで、一旦潰す。潰した後、次どうするか、ここが検討のポイントだと思いますんで、それに対してほったらかしにしてるつもりはありません。 ○議長(中村良路) はい、小西議員。 ◆12番(小西高吉) 市長がおっしゃるとおり、僕も修繕と言いましたけど、緊急処置というかね、対処されただけだという、それも認識してるんで分かってるんですけど、それやったらそれでやっぱりもっと早め早めにね。やっぱり9月からの時点で何か議員に対して、市民に対してももっと発信する機会ってあったと思うんで、先ほど河杉議員もおっしゃってましたけど、その点しっかりちょっと考えていただけたらというように思います。答弁結構です。 ○議長(中村良路) ほかにございませんでしょうか。 はい、下村議員。 ◆7番(下村佳史) 9月からという話が今出てるんですけども、モナミを停止したんがもう1年半ですので、そのときから、市長が代われども各部署の担当はそのことについて何らかの計画も立てておられたと思うんですけども、最終的に今このモナミを解体という方向は分かるんですけど、その後何年後までにそういう次の結論を出すとか、そういう計画もあってこその今の解体になると思うんですけども、計画ですので、多少変更はあると思うんですけども、そういう計画があらなおかしいと思います。そういうとこは全然ないんでしょうか。もうゼロからまた、モナミを潰してからどういうふうに検討していくという組立てを何年度以内にとか、何年間かけて考えますとかやられるんでしょうか。そこら辺の具体的なお答えをお願いします。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) まず、今回の条例に関しましては、あくまでも文化施設としての位置づけを廃止して除却するという案でございます。これにつきましては、工事の進捗もございますので、進めていっていただかないといけません。ただ、今議員がおっしゃったように、この文化施設等の検討をしていくというのは引き続き並行して進めていかないといけないと考えております。今回の条例のこととは別に、そこの部分は今後も検討はしていくことは内部での調整をさせていただいておるところでございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、下村議員。 ◆7番(下村佳史) 検討していかなくてはならないという曖昧な言い方を先ほどからされてるんですけども、やっぱり目標を立てて、どこかで終着点を見つけなあかんと思うんですけど、そこも決めてなかって、ゼロから考えていくというふうにしか聞こえないんですけども、それでいいんでしょうか。そういうお答えでしょうか。 ○議長(中村良路) 津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) これまでも市民の方がご利用できるように、公益的な利用の施設の利用の検討会は今も進めておりますし、文化施設としては、ふたかみ文化センターの今後の活用のことも今もちろん進捗して検討していっております。それらのことも踏まえた上で、民意も議員の皆様のご意見も反映できるような検討は今後開催できるように考えていかないといけないと今思っております。 ○議長(中村良路) 下村議員。 ◆7番(下村佳史) 早急に考えていただいて速やかに結論出していただきたいと思います。 ○議長(中村良路) ほかにございませんでしょうか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第57号の質疑を打ち切ります。 次に、議第59号並びに議第66号でございますが、この2議案は関連しておりますので、一括して総括質疑をお受けいたします。 はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 今、59号と66号を一括ということなんですけれども、現在の指定管理にかかってる費用と今後タイムズにしたときの費用の差額、その他駐車料金等の試算というのは出てるんでしょうか。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午前10時28分 休憩              午前10時28分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 現在の指定管理の部分につきましてと新しい指定管理との差になりますけれども、およそ、今現状ですと約1,100万円ぐらい、3年間で差が出ておると、下がるということになります。 ○議長(中村良路) まだやね。それ以外。 暫時休憩します。              午前10時29分 休憩              午前10時29分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) すみません。収入の関係でございますけれども、今の指定管理の部分で、当初につきましてはおよそ600万円から700万円程度、500万円から700万円程度の収益がございましたが、今年度につきましては、今の見込みでは赤字のほうになる見込みにしてございます。新しい指定管理の部分につきましてですけれども、今申しましたように今年度は少し台数のほうが、利用者の方が減ってるということがございまして、減でございますけれども、今回の条例提案した通り、今度24時間営業という形でも今のところ進める予定してございますので、そういった面でまた再度黒字のほうにということで、具体的な金額につきましてはちょっと今のところ試算というのは、見込みというのは出てございません。 以上です。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) じゃあ、この議第59号のほうで、月ぎめ、一時利用の金額定められてますけれども、周りの民間でやられてる駐車場の料金との兼ね合いですね、それはどうなってるんでしょうか。 ○議長(中村良路) 笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) こちらのほうで調べましたところ、大体6,000円台から1万円台までの幅がございます。多くは8,000円台、9,000円台、1万円というところに集中してございまして、今回一番、1万円というところが隣接地にございましたので、その額と同額ベースにさせていただいているところでございます。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午前10時31分 休憩              午前10時32分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 笠屋危機管理監、答弁。 ◆3番(中谷一輝) すみません、休憩取っていただきましてありがとうございます。 一時貸し、一時利用につきましても、近鉄五位堂駅周辺のところをこちらのほうで調査させていただいたところでございますけれども、1日最大料金というところで調査させていただいたところでございます。そういったところでいきますと、400円台から500円、600円、700円台というところがほとんどでございました。一部金融機関と商業施設のところでもう少し上の値段のところがございましたけれども、通常の民間の一時貸しというところでは400円から700円というところの幅になってございましたので、本市の場合、以前800円という設定で25年から来ておりましたけれども、今回見直しを初めてさせていただいて、700円というところでスタートさせていただきたいなと考えてございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) この五位堂駅周辺の民間の事業者さんの運営を圧迫しないように今後もよろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) ほかにございませんでしょうか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第59号並びに議第66号の質疑を打ち切ります。 次に、議第62号につきまして総括質疑をお受けいたします。 はい、芦高議員。 ◆1番(芦高清友) 補正予算書の12ページ、13ページ、款8教育費、項2小学校費、項3中学校費の2つにまたがるところなんですが、学校管理費の中で委託料、備品購入費があります。この校務支援システムというのは、さきの補正でも出てたかと思うんですけど、今回この10号でどのようになるんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 今回、こちらに補正をお願いしているものは、現在整備中の校務支援パソコンの令和3年度以降に整備する予定であったものを前倒しで整備するものでございます。その結果、どういうふうになるかということですので、1人1台、令和2年度の教職員1人1台の環境が整うということになります。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 芦高議員。 ◆1番(芦高清友) ありがとうございます。前倒しになって、教職員の先生方にも1人1台そろっていくということかなと思いますけども、その下の11ページと13ページにまたがるところで、民生費と教育費のところで保育所、幼稚園に関わる幼稚園費のところと、また児童福祉費のところ、これ2つに関わってくるところで、委託料と備品購入費、OA機器とあるんですが、こちらのほうもその内容と、ネットワーク環境のところはここは同時に入ってこないのかというところ、ちょっとその点お願いします。 ○議長(中村良路) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 児童福祉費と教育費のほうでございますけども、児童福祉費のほうは保育所のほう、教育費のほうは幼稚園、こども園のほうになりますけども、こちらにつきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いまして、従来幼稚園や保育所、こども園の職員を対象に開催されていた研修会とか会議等がオンラインで実施されることや、また園での日頃の様子等をご家庭へ配信することが可能なようにインターネット端末を整備させていただくもの、またあわせて現在幼稚園、保育所、こども園に配置している事務用パソコンの台数の拡充を行いまして、複数人で利用している環境を緩和していくものでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 芦高議員。 ◆1番(芦高清友) 校務支援システムは小学校に関わるところなんかなというふうに思うんですが、先ほど答弁にあった保・幼、そして認定こども園、ここのことに関しても、パソコンと、だからネットワーク環境はこれ必要ないわけですかというのが1つと、また最後ですんで、こういったタブレットとかパソコンというのは整備していただけるということは大変ありがたいことだというふうに思っているんですけどね。整備すること自体が目的ではないというのは十分承知の上なんですけど、教育委員会から働き方改革の部分で、教育現場にしっかりこういった明確な旗振り、勤務管理であるとかというふうな活用していくと思うんですけど、そのような明確な旗振りというのもどのように考えておられるのかというのを最後にお願いします。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) まず、ネットワーク環境のほうでございますけども、こちらにつきましては、幼稚園、保育園のほうではネットワーク、LANの整備をするのではなくて、ポケットWi-Fi、こちらのほうを利用しましてインターネット環境を整備したいと考えております。 それから、今後の校務支援パソコンもひっくるめて、それから幼・保の事務用パソコン、台数の増加も含めまして、教育委員会としまして事務改善、また職員さんの負担軽減、そういったものについてしっかり進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
    ○議長(中村良路) ほかにございませんでしょうか。 はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 10ページの自動車駐車場の管理の施設の撤去工事の費用の件なんですけど、さきの59号と66号で管理者が代わるという形で、これは休日取ってやっていただくんですけど、まずこの撤去費用の内容と期間、どういう形でやるのかだけちょっとまず教えていただけないですか。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 撤去内容につきましては、管理人棟、今有人管理してございますので、管理人棟、プレハブのようなものでございます。それと、西側にございます自動ゲート、門ですね、こちらの撤去費用ということでございます。期間につきましては、5日間から1週間程度というふうに考えてございます。 ○議長(中村良路) 河杉議員。 ◆15番(河杉博之) その間休業になるということですよね。現在使っていただいてて、通勤等々で、あそこ結構通勤の方が止められる方も多いんですよ。その方々に対する措置というのは取れないと考えるしかないですよね。一番通勤の方々に対する迷惑のかかりにくい期間というのがあるのかなと。 これ撤去なんですけど、今度はバーつけるやつは、これまた別費用になるということなんですか。出入口に対してのゲートになるのか、一個一個になるのか、そこまで分かってないんですけれども、その辺についてどうかなということと、それとちょっと別にもう一個、11ページのコロナワクチンの予防接種のシステム開発、ちょっとこの内容についてまたプラスでちょっと教えていただければと思うんですけど。 まず、ごめんなさい、駐車場についてちょっと教えてください。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監。 ◎危機管理監(笠屋眞一) 駐車場の関係で、3月末まで、今使われている方についての配慮というところでございますが、今現状のところの業者と、この議決後、撤去期間中についての使い方というのはまた詳細に協議はしていきたい。できるだけ迷惑のかからないようにはしたいかと思いますけれども、最悪大きな工事でありましたら、その期間ストップになるかと思いますが、管理棟と、ほとんどあまり使っていない西側のゲートでございますので、影響は最小限にとどめれるのかなとは感じております。 それと、新しいそういう自動ゲートみたいな、精算機のようなものですけれども、こちらの費用負担につきましては、今回提案させていただいている新しい指定管理者が全て負担されるということになってございます。 ○議長(中村良路) 滝村福祉健康部長。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 失礼します。補正予算の新型コロナウイルスワクチンの予防接種のシステム整備の委託料でございます。この分につきましては、新型コロナウイルス感染症につきまして国のほうは令和3年の前半までに全国民へのワクチン確保と円滑な接種を実施するための必要な体制の確保を図るという方針を示されてございます。接種のために必要な体制を実際の接種より前に着実に整備することを目的といたしまして、今回新型コロナウイルスワクチン対応ツール導入のためのシステムの整備をさせていただくものでございます。 なお、システムの改修の内容につきましては、今月12月18日に自治会への説明会がございますので、そのときになれば具体的な内容について示されるものというふうに理解しております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 分かりました。まず、駐車場については、要は設置は業者側がやるということでいいんですね。ただ、それもやはり設置のときに、もうタイムズさんプロなんで多分短い期間でやっていただけると思うんですけれども、先ほども申し上げましたように、あそこ通勤の方が結構お使いになられてますので、なるべくそこに迷惑かからない、負担がかからないような形でまたちょっとご協議いただけたらなと思います。 滝村部長のほうで言っていただいた、18日に来るとなりますと、またそれはどういう形で市民の方々にインフォメーションをやっていくのかというのはまた改めてお知らせをいただけるというふうに思っておればよろしいでしょうか。それだけ最後教えてください。 ○議長(中村良路) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 今の段階では具体的な内容というのはお示しすることはできませんけれども、いずれにいたしましても内容が明確に示された場合におきましては、市民の方々に対しまして適切に周知のほうはさせていただきたいなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんでしょうか。 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 全体的にはこの補正予算で大きくなっているのが幼稚園、保育所、小・中学校職員用のパソコンの配備、1年前倒しでやるということなんですけれども、これで使われているのはコロナウイルスの交付金でやられてると思うんですけれども、どういった理由でコロナウイルスの交付金が職員用のパソコンの配備に対策としてなっているのかというのを教えてください。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午前10時45分 休憩              午前10時45分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 休憩をおとりいただき、ありがとうございます。 現状では複数の教員で端末を共有することになっており、接触の感染リスクがあるということから、コロナ感染症対策の地方創生臨時交付金を活用して、前倒しで整備させていただくという理由でございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) それは別にいいんですよ。いいんですけれども、こういったものを活用してもらってもいいですけれども、新型コロナウイルス感染症の対策としての臨時交付金は、それの対策としてしっかり市民にできるように、市民のためになるようなことに対してしっかり使ってもらいたい。これはなぜかというと、他の都道府県でも、結構交付金があるから、これで何かの理由をつけていろんなものを作ってしまおうとか、そういった考えに陥ってしまうこともありますけれども、そういったことじゃなく、しっかり市民の安全を守るための対策費用なんで、それのために使っていただきたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) ほかにございませんでしょうか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第62号の質疑を打ち切ります。 次に、議第68号並びに議第70号、議第71号でございますが、この3議案は関連しておりますので、一括して総括質疑をお受けいたします。 ありませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第68号、議第70号、議第71号の質疑を打ち切ります。 次に、議第69号につきまして質疑をお受けいたします。 ありませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第69号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第74号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) この第5次香芝市総合計画基本構想の策定についてなんですけれども、各施策、いろんな施策がある中で、全てに対して目標、全てじゃないですね、目標値を設定されてると思うんですけれども、4年ごとの前期、中期、後期で目標値というのがあるんですけれども、それに対して、4年ではなく1年であったり、施策によっては1か月であったり半年であったり、細かい目標値もあると思うんですけれども、その達成率はどのように各部署、各施策ごとに検討していくのか。例えば毎月検討するのか、半年に1回、1年に1回、施策によって違うと思うんですけれども、どのように分析して達成率を出し、遅れているものやしっかり進んでいるものを判断するのかを教えてください。 ○議長(中村良路) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) まず、基本構想につきましては、長期的な視点からまちづくりの方針を示すものでございますんで、その趣旨と重要性から鑑みまして、基本構想につきましては特に12年間見直すことはいたしません。その中で、基本計画、4年ごとの前期、中期、後期という構成の中で、今回前期分を参考資料でおつけしておりまして、その中での目標値、達成率などにつきましては、まず事務事業ということの中で単年度ごとの数値は確認をしていきますんで、1年ごとのその数値目標についてもし重大な何か案件がございましたら、修正等も可能になってくるものというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 計画立てられることはいいんですけれども、それに対してしっかりと、どう進んでいってるのか、達成されているのかどうか、進み方が遅れているのかどうかという分析はその都度その都度細かくしっかりとやっていただき、目標を達成できるように進めていってもらいたいんですけれども、仮に大幅に目標値から遅れてきたってなったときに、その目標値の変更であったり、今基本的な計画は変更しないとされましたけれども、何らかの理由で大幅に目標値が達成できないなというときに変更というのはされるんでしょうかね。 ○議長(中村良路) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 先ほども少し触れさせていただきましたけれども、毎年行政評価というのを実施してございます。その中で、計画内容の見直しですね、毎年修正をする必要があれば、見直しを行った中で公表のタイミング等も図ってまいりたいというふうには考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) いろんな目標値をせっかく設定しているんですから、達成してもらいたいんですけれども、いろんな原因があると思うんで、修正、変更した場合、しっかりと市民に対しても公表してもらいたい。それはホームページだけではなく、広報とかにしっかり載せて全市民に分かるように、周知できるように広報してもらいたいんで、よろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 基本構想でございますので、内容的にはもう市が目指すことで、市民に対する市民サービスの向上を図っていただくような形で記載していただいてますので、これの一個一個に対してのどうのこうのはないんですけれどもね。今ちょっと中谷議員もおっしゃられたように、目標値を持って動いていって、それを見直す。その中で、私すごく気になってるのが、今回、今年度がコロナの関係も含めて国からの補助がどんどんどんどん今減ってるような中、市民サービス、これを維持していくためにはやっぱり財源確保というのが必要になってくると思うんですけれども、基本構想の中で7番目で歳入の確保と財源の創出というのがぽんと書かれてるだけなんですけどもね。今の香芝、人口が今減少ではなく、増加もしてないんですが、ほぼ横ばいの形になってるとは思うんですけれども、ただこの状態を維持していくためには、しっかりこれをやっていかなあかんというのを改めての目標として持っていかなくてはいけないんじゃないかなというすごい危惧があるんですけれども、それについて基本構想のベースでがんと出すという形にはできないものなのかどうかだけちょっとお伺いしたかったんですけれども。 ○議長(中村良路) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 今議員がおっしゃっていただいている部分につきましては、財政的な裏打ちというか、そういったものができるかどうかというところのご質問であったかと考えてございます。 総合計画策定時点におきましては、記載の事業内容に予算が確保されている状況でもございません。これは最終的に毎年実施します3月議会において予算の審議を踏まえた中で、最終的に議会の承認を得て我々は実行していくというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 河杉議員。 ◆15番(河杉博之) ありがとうございます。部長がおっしゃってることそのままなんですけど、要は基本構想をやっていくためには、やっぱり裏打ちがなかったらいけないということをもっと全面的に出していかないと、今どこの市町村もやっぱり財源が減っていってますし、国からの補助金も落ちていってると。香芝なんかもこれから経年劣化になっていって、都市の環境再整備をしていかなくてはいけないときに、よく都市創造部の方が困られてるみたいに、今日も市政報告でもありましたけれども、道路の新設、改修とか言われてましても、10年、20年前と全然もう予算規模が違ってきてる状態の中で、どう市民サービスの向上もしくは維持をしていくかということが一番のベースになるんではないかなと。単純に危惧があるということで、それをベースにした基本構想の書きぶりがあってもちょっとよかったんかなという思いがあるだけなんで、一つ一つについてはどうのこうのじゃないんですけれども、そこをベースにこれからの総合計画の展開というのをお願いしたいなという思いがありますので、ぜひ部長、またその辺をよろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) 堀本企画部長。 ◎企画部長(堀本武史) 限られた財源の中での推進となりますんで、実施方法は様々検討しながら、総合計画に示す各施策の目標を達成してまいりたいというふうには考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第74号の質疑を打ち切ります。 以上で、総務企画委員会に付託を予定いたしております理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。 ここで暫時休憩します。              午前10時55分 休憩              午前11時04分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 続きまして、福祉教育委員会に付託を予定をいたしております議第58号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) この議第58号につきましては、法令の上位法の変更に伴うものでありますので、その内容そのものにつきましてはこれは理解できるものではあるんでありますが、実際にこの条例を改正するに当たりまして、香芝市内におけるこの条例に関わる指定居宅介護支援事業者が行う指定居宅介護支援事業所というのは香芝市内に何か所ぐらいあり、さらに現状におきましてその主任介護支援専門員が置けていない、そのような施設は何か所ぐらいあるかというのを確認させていただきたいと思います。 ○議長(中村良路) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 今、ご質問の指定居宅介護支援事業所につきましては、市内で現在28か所の事業所のほうが活動されていただいております。そのうちの主任介護支援専門員を置かれている事業所につきましては23か所ございまして、残りの5か所につきましては、今介護支援専門員を管理者として運営されておるという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) すいません、最後のところちょっと聞き取りにくかったというか、ちょっと理解がしにくかったですが、23か所がまずオーケーと。28あって、23についてはもう既に満たしておると、主任介護支援専門員を置けているということでよろしいですね。5か所については、現時点では、今この変更による状況、やむを得ない事情で今は置けていないということですね。これについては改善されていくという話にはなっていくわけでありますか。その市内の業者においてそういう方針でおられるかという、そこですね。 ○議長(中村良路) 滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) はい。残りの5事業所につきましては、令和6年度までに主任介護支援専門員を置けるというように今現在聞き取りはさせていただいてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第58号の質疑を打ち切ります。 次に、議第63号につきまして総括質疑をお受けいたします。 ありませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第63号の質疑を打ち切ります。 次に、議第64号につきまして総括質疑をお受けいたします。 はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 歳出のシステム改修委託料ですが、今日市長の所信のほうでもあったんですが、iPhone、スマホ等を活用した税務の支払いシステムというものもあるんですけど、この後期高齢者についてもそういった予算が組まれるんでしょうか。 ○議長(中村良路) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 保険料につきましても、税と同じくスマホ決済のほうをさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) これ今後期高齢の補正を見てるんですが、先ほどのところ等を踏まえて介護等もあるんですけど、この予算、後期高齢のシステム改修委託料はその予算ですか。 ○議長(中村良路) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 今回の後期高齢のほうのシステム改修につきましては、国の税制改正におきまして、給与所得控除、また公的年金控除等で10万円引き下げる改正がございますので、これに伴いまして、所得情報を活用しておりますこちらの後期高齢のほうにつきまして不利益等を生じないように改正させていただくものでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) ということは、そういったペイペイとか、いわゆるスマホ等決済を活用したものについては、手数料等の負担等は、12月から始まってるんですね、そのあたりはもう手当て済みということですかね。 ○議長(中村良路) 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 通常の予算のほうで、コンビニの手数料はもともと予算措置させていただいてますので、措置させていただいている中で対応させていただくような形でやっております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) もう一回お願いします。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 予算のほう、予算措置させていただいている中で対応させていただいております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第64号の質疑を打ち切ります。 次に、議第65号につきまして総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第65号の質疑を打ち切ります。 次に、議第72号につきまして総括質疑をお受けいたします。 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) この議第72号につきましては、広域行政事務組合の解散に伴う対応であるというふうに考えるわけでありますが、私は香芝市議会より葛城広域行政事務組合議会に出向しておる者の一人でありますので、流れについては十分把握しているつもりではございますので、この休日診療所につきまして、この事務組合が解散することにより、大和高田市が運営する休日診療所に支出をすることにより香芝市民も利用できるようにするというその趣旨は十分に理解できるわけでありますが、さらにはそのスケールメリットという意味でも、それからイニシャルコスト、今、一から立ち上げるのは非常にコストがかかるということは、それも理解した上であえて質問させていただくならば、例えば既存の総合病院施設、民間のですね、等に、香芝市内の総合病院施設に対し香芝市が支出することにより、香芝市単独で休日診療所を開設する場合のコスト、例えば現在稼働している、ある病院に対し、夜間、それから土日も開けてもらう、そのために、増加するであろう経費を香芝市として支出をその病院に対してするということで、香芝市が独自に休日診療所というものが運営できるような状況になるというような方法を考えた場合、コスト、経費が幾らかかるかというような、そういう試算はされましたでしょうか。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午前11時13分 休憩              午前11時13分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 堀本企画部長。 ◎企画部長(堀本武史) 香芝市単独でというところでよろしいですね、おっしゃってるのは。基本的に、今かかっている人件費がそのままかかってくるというところになってまいりますんで、歳出としては大体やはり6,000万円ぐらい必要になってくるんだろうと思います。それを診療報酬等も逆に考慮した中で試算は行っておりますけれども、もちろん1市でやろうとすると割高にはなってこようかと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) すみません、今最後に言われたその割高になるというのは、私も途中で話ししましたが、いわゆるスケールメリットとしての、例えば高田市、具体的には今は高田市ですが、ある程度のエリア範囲を想定して、その人口に対して何か所、例えばこのエリアのこの人口ならこの1か所ぐらいという計算の下に、一番適切な箇所数ですね、休日診療所箇所数を今想定されているということですね。だから、例えば極端な話、香芝市が単独でやり、王寺町さんが単独でやり、葛城市さんが単独でやり、それぞれの自治体、市町村が単独でやっていけば、それぞれの市町村で自治体として単独には運営できるけれども、当然お金、コストは、その休日診療所に対して利用する人口がどれぐらいだということを考えたときには、コストがかかるだろうということは考えられる。今、香芝市が具体的に単独でやるより、高田の1か所に、このエリアとして集結して1個の休日診療所を設けるほうがコストとして安いということでよろしいですか。 ○議長(中村良路) 堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) はい、議員のおっしゃっているとおりでございます。 付け加えさせていただきますと、まず休日診療所につきましては、もともと葛城地区休日診療所事務組合というものがございまして、そこで運営をしてございました。平成4年に葛城広域市町村圏域協議会を廃止し、葛城地区休日診療所事務組合を吸収する形で今回葛城行政事務組合を設立した経緯がございます。奈良県下におきましては、奈良県保健医療計画にも明記してございますけれども、1次救急医療については、かかりつけ医が担うほか、主に市町村等が運営する休日夜間応急診療所により診療体制を補完していくというふうにも明記をされてございます。奈良県下には12か所の休日診療所がございます。例えば大きい病院にそれを任すようなイメージのお話もされていたかと思いますけども、基本的にその部分につきましては2次救急医療を担ってございます。ですんで、1次救急医療と2次救急医療はやはり区別していくべきではないのかなというふうにも考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 今の答弁は、なるほどということでよく理解できたわけでありますが、そうすると、例えば将来的に香芝市は、今、これも堀本部長から答弁ありましたように、主に市町村が担っていくという状況の中で、例えば香芝市が単独で夜間休日診療所についての開設というか、夜間休日診療に対応していくというような大きな、長い目で見たとき、長期的なそういうビジョンというのは、今市としては構想として持っていくものとして今考えてはおられますか。それとも、現時点ではその方向性は今あまり検討されていないということでしょうか。どちらかなというところです。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午前11時18分 休憩              午前11時18分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 休憩をおとりいただきましてありがとうございます。 現在、こちら上程させていただいております委託という形で、構成市町協議した中で今委託という形で進めさせていただきたいなと考えております。当然、先ほどからも話出ておりますように、スケールメリットを考えた中でも、今回委託方式をさせていただくのが一番ベストと考えております。議員ご指摘の独自でというのは、現状考えておりませんけれども、また時期が来てということであれば、また検討する必要がありましたら、その時期はまた図っていく必要があるかと思いますけれども、現状は委託でお願いしたいなと考えてございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第72号の質疑を打ち切ります。 以上で、福祉教育委員会に付託を予定いたしております理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。 続きまして、建設水道委員会に付託を予定をいたしております議第56号につきまして総括質疑をお受けいたします。 はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 今回、この議案のほうで、当初から進めているPFI方式をやめるという形になると思うんですけれども、もともと予定してたスポーツ公園のプール開設がかなり遅れている今状態で、このPFIにこだわらずに、通常に戻したときにプール開設が早まるのかどうかという今後の予定というのは、前提出された予定よりもっと早まるのかどうかというところをお聞かせください。 ○議長(中村良路) 津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長[土木課長事務取扱](津本和也) 現時点での想定となりますが、プール施設の段階整備を考えております。令和3年度に基本設計を行い、令和4年度に実施設計、令和5年度から工事に着手し、令和6年7月の部分開業を目指しております。ただし、社会資本整備総合交付金の配分状況や事業用地取得の関係で工程に遅れが出る可能性はございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 現在、総合プールも当初、スポーツ公園のプールができるまでの間、だましだまし使っていくということだったんですけれども、それがこのスポーツ公園のほうがかなり遅れて、現在の総合プールも使えない。香芝市にプールがない状態が少しでも早く改善されるようにしっかりと計画を進めてもらいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第56号の質疑を打ち切ります。 次に、議第60号につきまして総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第60号の質疑を打ち切ります。 次に、議第61号につきましての総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第61号の質疑を打ち切ります。 次に、議第67号につきまして総括質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第67号の質疑を打ち切ります。 暫時休憩します。              午前11時22分 休憩              午前11時23分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 次に、議第73号につきまして総括質疑をお受けいたします。 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) この12月議会におきましては、毎年市道の認定についてが議案として上がってくるわけでありますけれども、最近あった話でありまして、里道、里の道と書いて里道とされている道があります。通り抜けてはいません。30メーターほどの道であり、道幅は4メーターあると。現時点では市が管理し、アスファルト舗装もされているというところを市道認定するためにはどういう手続が必要になってくるんですか。そういうところは市道認定されるように上がってこないんですが、なぜ上がってこないんでしょうか。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午前11時24分 休憩              午前11時24分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 奥田都市創造部長、答弁。
    ◎都市創造部長(奥田芳久) 里道ということでございますが、里の道と書いて、議員おっしゃったように里道ということでございます。この里道といいますのは、法定外道路という取扱いになってございます。本市が平成16年に国の財産であったものを県を通じまして権限移譲された道路でございます。ということで、法定外ということで、道路法の適用除外ということになってございます。市道認定と申しますのは、道路法の基準に基づいて市道認定していくわけでございますけども、あくまで里道といいますのは、そもそも市道イコールではないというをまずご承知おきいただきたいと思います。 それでも、市の今所有ということになってございますので、市道認定基準をもって市道認定していくわけでございますので、基準に合致しましたら、認定基準に合致しましたら、それは認定できるものというふうには考えてございます。その辺、手続上の問題もありますので、個別に調査をさせていただきたいというふうには思います。 以上です。 ○議長(中村良路) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) ということは、未来永劫、永久に里道のままということでは決してなくて、条件が合えば市道認定することもあると。ということを市のほうが情報としてつかめばということで今答弁あったかと思います。例えば私らが、ここは里道です、何で市道になってないんですか、例えば所管へ情報として伝えれば、調べます、調べました、あ、条件合います、じゃあ市道認定できますとかというのは可能だという話で今答弁いただいたんかなというふうに思いますので、また情報提供をさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第73号の質疑を打ち切ります。 以上で、建設水道委員会に付託を予定をいたしております利用者提出議案の総括質疑を打ち切ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程8 理事者提出議案委員会付託 ○議長(中村良路) 日程に従いまして、理事者提出議案の委員会付託を行います。 議第57号、議第59号、議第62号、議第66号、議第68号から議第71号、議第74号につきましては総務企画委員会に、議第58号、議第63号から議第65号、議第72号につきまして福祉教育委員会に、議第56号、議第60号、議第61号、議第67号、議第73号につきましては建設水道委員会に付託することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、それぞれの委員会に付託することに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程9 意見書第5号 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書(案) ○議長(中村良路) 日程に従いまして、意見書第5号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) では、議長のお許しを得ましたので、意見書第5号の提案理由説明をさせていただきます。 本文を読み上げまして説明に代えさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 不妊治療等への保険適用の拡大を求める意見書(案)。 日本産科婦人科学会のまとめによると、2018年に不妊治療の一つである体外受精で生まれた子供は5万6,979人となり、前年に続いて過去最高を更新したことが分かった。これは実に16人に1人が体外受精で生まれたことになる。また晩婚化などで妊娠を考える年齢が上がり、不妊や不育症に悩む人々が増えている。 国においては2004年度から、年1回10万円を限度に助成を行う特定不妊治療助成事業が創設され、その後も助成額や所得制限などを段階的に拡充してきている。また、不妊治療への保険適用もなされてきたが、その範囲は不妊の原因調査など一部に限られている。保険適用外の体外受精や顕微授精は1回当たり数十万円の費用がかかり、何度も繰り返すことが多いため、不妊治療を行う人々にとっては過重な経済負担になっている場合が多い。 厚生労働省は、不妊治療の実施件数や費用などの実態調査を10月から始めているが、保険適用の拡大及び所得制限の撤廃も含めた助成制度の拡充は、早急に解決しなければならない喫緊の課題である。 そこで、政府におかれては、不妊治療等を行う人々が今後も安心して治療に取り組むことができるよう、下記の事項について早急に取り組むことを強く求める。 記、1、不妊治療の保険適用の拡大が実施されるまでの間については、その整合性も考慮しながら、所得制限の撤廃や回数制限の緩和など既存の助成制度の拡充を行うことにより、幅広い世帯を対象とした経済的負担の軽減を図ること。 2、不妊治療は一人一人に最適な形で実施することが重要であるため、不妊治療の保険適用の拡大に当たっては、治療を受ける人の選択肢を狭めることがないよう十分配慮すること。 3、不妊治療と仕事の両立ができる環境をさらに整備するとともに、相談やカウンセリングなど不妊治療に関する相談体制の拡充を図ること。 4、不育症への保険適用や、事実婚への不妊治療の保険適用、助成についても検討すること。 以上でございます。 議員の皆様には慎重審議よろしくお願い申し上げます。 ○議長(中村良路) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。 はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) この意見書(案)におきましてちょっと分かりにくいのは、現在の不妊治療等への保険適用がされているものを拡大するように求めているわけですが、具体的にどのように、どの範囲で拡大をし、具体的にというのは、例えば所得制限の撤廃、回数制限の緩和というのが例えばどれぐらいのところへ、どれぐらいで線を引くのかというところに対して具体的な想定はされているのかいないのかというのが分からないのと、それによって、例えば、これはもう国レベルの話ですけど、国の財政にどれぐらいの財源がプラス必要となってくるのかというところ辺は、どのような影響があるものとお考えですか。 ○議長(中村良路) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) まず、保険適用、現状保険適用されてる部分については、基本的な調査ですね、いろいろ、血液検査とかいろんな検査をしている部分については、これは検査ですので保険適用になってるんですが、いわゆる高度医療というもの、体外受精とか人工授精ですね、そういったものは保険適用外ということで自由診療になっております。ただ、助成制度があって、これについては、今おっしゃった730万円までの所得制限、夫婦合算でなっておりまして、この助成制度の中身については当初10万円だったのが今15万円まで拡充されてきておりまして、これは保険適用のされているもの外の自由診療の部分について助成制度があると、現状ではね。ここまで保険適用を広めていこうというのが、保険適用の範囲を広げていくという意味で、現状は保険適用が基本調査だけなんですが、高度医療まで、一応高いので広めていきたい、拡充していこうというのが内容なんですね。そこについては所得制限は当然ないし、助成制度じゃないんで、限定適用になれば3割負担となりますんでね。 ということなんですが、おっしゃった財源がどれぐらいとか、そういったことについてはちょっと私も今試算等をまだ見てませんので、またちょっと勉強してお答えしたいと思います。 ○議長(中村良路) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) いわゆる総論としての不妊治療への保険適用拡大、あるいはそれに対する助成、それに対する支援ということに対する賛否という話になれば、今ここでは賛否は私は言うたらあかん。それは理解できるとしても、実際にどれぐらいの影響が、つまり財源としてどれぐらい必要かということが明らかにされないと、それはもちろん国レベルの話なんでね。香芝市が単独で支出するという話ではないと思うんですが、非常に議論がしにくいなというふうに考えます。すいません、1点目。 2点目、これも質問です。2の不妊治療の保険適用拡大に当たっては、治療を受ける人の選択肢を狭めることがないよう十分配慮することということについては、これは保険適用の範囲が拡大されることによって、何とかその保険適用されるように自分の治療方法を合わせていこうとすることで、選択肢が狭まるということですか。ちょっとそこのもう少しだけ説明をお願いします。 ○議長(中村良路) 中山議員。 ◆8番(中山武彦) 今、ちょっと高度医療で体外受精プラス人工授精とか、いろんな症状によって、原因が何か分かりにくいらしいですね、不妊の原因が。だから、いろいろ検査しながら一つ一つ治療をしていくという中で、お金も段階によってかなり変わってくるんですね。体外受精とか顕微授精になりますと、人工授精よりもかなり妊娠する確率が高いんですけど、かなり高いということで、そこをどこまで保険適用にするかによって選択肢が変わってくると思うんですね。だから、人工授精で1万円から5万円ぐらいの今自由診療でやってるんですが、そこまでを対象にするか、それとも顕微授精までいって確実に妊娠するような形にするか、そこまでの間の分け方によって、保険でやる人とやらない人が出てきたら、選択肢が変わってきますんでね。そういうことのないようにということで、今おっしゃったような趣旨ですね、お話です。 ○議長(中村良路) 筒井議員。 ◆4番(筒井寛) いや、説明はある程度は理解はできたんですけど、選択肢が変わってくるという表現をしはったことに関しては、まあそうでしょう。だから、私も先ほど言うたように、保険適用されてるから何とかその保険適用されてる内で収めようとか、そういう意味ですよね。そういう人が出てくるという、それは理解できますが、保険適用拡大をすることで選択肢を狭めることになるというふうには、私は今の話を聞いてもそうは思わなかったので、これは適切なのかなというふうに思ったんですが、現実に狭めることはないというか、もちろん考え方次第ですけどね。表現の仕方だけかと思いますが。そういう意味では、保険適用内に収めようというふうに考える人が出てくることは理解できます。今のは分かりましたけど、保険適用拡大して、何とかちょっとでも助成、支援を多くしようとしてて、それが選択肢を狭めるという話にはならないというふうに考えるんですが、それはいかがですか。表現、言葉、この意見書を出していく上でですよ。 ○議長(中村良路) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) そうですね、表現の仕方によって捉え方が変わってくると思うんですが、現状確かに保険適用になってない部分まで、100万円以上、200万円ぐらいかけて自由診療でやってらっしゃる方がいらっしゃると。それで、体にも負担もあるし、経済的負担もあるので、何とかしたいという思いで保険適用を拡大しますので、せっかくそこまでやるのであれば、全て対象にしていきたいと思ってますので、そういう趣旨でちょっと強い言い方で書いてるという意味です。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかに質疑がないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案につきましては福祉教育委員会に付託をしたいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、本案につきましては福祉教育委員会に付託します。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 なお、9日は総務企画委員会、10日は福祉教育委員会、11日は建設水道委員会の日程となっております。所属委員の皆さん方には各委員会の付託案件について慎重審査よろしくお願いをいたします。 また、15日と16日の両日は一般質問の日程となっておりますので、議員諸公の格段のご協力をお願いをいたします。 本日は、これにて散会いたします。                                 閉議 午前11時40分...